9月3日(月)から9月5日(水)に、人間学部子ども学科西山里利ゼミの3年生10名が岐阜県高山市でゼミ合宿を行いました。目的は、課題「保育学生が考える親子で楽しむ飛驒の里~見学ルートの検討~」として、検討結果を高山市の皆さんに発表することです。フィールドワーク先は、合掌造りなどの飛驒地方の民家(重要文化財)が移築保存された施設である「飛驒民俗村・飛驒の里」です。
初日、高山市商工観光部観光課のご担当者から、市の概要、観光施策や海外戦略の取り組み、飛驒の里の市で行った調査結果などについてレクチャーを受けました。2日目は、施設内を子ども・保護者・保育者目線で歩き、施設環境を壊さない設定で課題に取り組みました。3日目の成果発表会では、市民の方、市議会議員、市職員など、市の皆さまが聴講する中、2グループが検討策を発表しました。内容は、スタンプラリーを活用し、竹馬や水鉄砲などの昔の遊びが施設内各エリアで体験でき、親子が楽しみながら全体を回ることができる案です。
台風の影響による制約があり、自然との関わりについては提案しませんでしたが、限られた中で、保育を学ぶ学生の視点で提案、発表ができました。今回の成果と課題を次年度のゼミ活動に活かしていきたいと思います。
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成果発表の様子 -
アイディアを提案するゼミ生 -
観光課からのレクチャー(高山市役所4階特別会議室) -
フィールドワークの様子 -
フィールドワーク中の検討の様子 -
飛騨民俗村・飛騨の里