5月18日(土)、人間学部子ども学科3年次専門科目「子どもの保健演習」で、救急救命士である曽根悦子氏(国士舘大学 防災・救急救助総合研究所 助教)をお迎えし「小児の心肺蘇生法」についての講義を受講しました。
心臓突然死は誰にでも起こるため、心肺蘇生法を習得して、もしものときに対処できるよう備えておくこと、救命の連鎖を念頭に、居合わせた人が救急隊や医療従事者に「生命のバトン」※をつなぐこと、まずはバトンをとることの重要性を学びました。
特に、小児の場合は大人と異なり、呼吸が停止してから心臓停止が起こることを踏まえて、成人に加え、「乳幼児期」「学童期」の子どもの心肺蘇生法をトレーニングしました。
この講義・実技を通して、子どもから高齢者まで、心肺蘇生法が必要な方に、生命のバトンをつなぐことができるよう、躊躇なく救命行動をとれるものと思います。
※「救命の連鎖」とも呼ばれ、119番通報から救急隊員への引継ぎの連続性のこと、心肺蘇生とAEDは一次救命処置と言われています。
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胸骨圧迫を中断することなく交替するトレーニング -
国士舘大学 曽根悦子氏 -
国士舘大学 谷川真莉菜氏 -
国士舘大学 学生(天野さん・金野さん・大野さん)によるロールプレイ -
乳児の胸骨圧迫