人間学部

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Department of Child Studies 新宿キャンパス

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子ども学科・西山ゼミが特別講義「HPS の役割と支援の実際」を遠隔にて開催しました

  • 遠隔授業の様子

11月18日(土)、人間学部子ども学科西山里利ゼミの3・4年生18名が、子ども学科卒業生で現在Hospital Play Specialist(以下HPS)として活躍する原山千咲氏の特別講義を遠隔にて聴講しました。

はじめに、HPS4年目となる原山氏(東京都立小児総合医療センター:HPS・保育士)から、HPSの支援と役割に加えて、HPSとして現職に至るまでのキャリアデザインについてお話がありました。

「病院で遊ぶ」とはどういうことか、「保育士はなぜ遊ぶのか」と言った問題提起から、病気を抱え、たとえ死が迫った状態にあっても、子どもにとって遊びは不可欠であることを解説していただきました。具体的な支援ではプレイ・プレパレーションやディストラクション等の専門的な援助技術について、事例を交えて紹介。子どもの最善の利益を考え、HPSとして医師や看護師等、多職種と連携することの重要性を知ることができました。

また、キャリアデザインでは、学生のうちに「これだけは誰にも負けない」をつくること、好きなこと得意なことを強みにして成長すること、人とのつながりを大切にすることについて、体験を踏まえてお話しいただきました。

身近な先輩が活躍する姿は、ゼミ生にとって、進路選択や学業・学生生活を見直す良い機会になるものと考えます。今後も卒業生とのつながりを生かして、西山ゼミでは、子どもの援助・子育て支援や就活について考える機会を設けていく予定です。

(ゼミ担任:西山里利)

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