新着情報

8月20日（月）～22日（水）の2泊3日で、さいたま岩槻キャンパスの基礎教育科目「スポーツ・健康」の「野外運動実習」で尾瀬国立公園トレッキングと至仏山（しぶつさん）登山を実施しました。

初日 尾瀬沼へ向けて出発
各自3日分の荷物が入った重いリュックサックを背負い、歩きます。厳しい道のりを乗り越えると、木道になり、尾瀬沼が見えてきました。壮大な尾瀬沼をまのあたりにして、感銘を受けました。山小屋はでの宿泊は夜に星空鑑賞会イベントがあり、さまざまな星の見つけ方や由来を学ぶ等、有意義な時間を過ごせました。

2日目 燧ケ岳コース・三条の滝コースに分かれトレッキング
三条の滝コースは、岩場を超えるとダイナミックな滝がお出迎え。迫力満点の滝を間近に感じることができました。一方、燧ケ岳は至仏山と同じく日本百名山の一つです。標高2356ｍの山頂を目指しました。過酷で厳しい道のりにも負けることなく乗り越えられました。尾瀬ヶ原一面に広がる自然を存分に味わいながら、最後まで進むことができました。夕食後、日が沈むと段々と星が顔を出してきました。涼しい風に吹かれながら、昨日の鑑賞会で学んだ星たちはどれか探すなど、友だちと会話を楽しみながら、明日に向けて少しリフレッシュできた様子でした。

3日目 至仏山への登山
いよいよ至仏山登山です。標高2228mの険しい道のりも、互いに励ましあいながら、一歩一歩着実に進んでいきました。2日間歩きっぱなしであるにもかかわらず疲れを感じさせない表情です。約3時間登り続け、ようやく山頂に到着。山頂から見える絶景、登りきったという達成感に強く心を打たれました。この後、無事に全員が下山し、尾瀬での活動、同時に春学期の「野外運動実習」は終了となりました。今回は3日間とも晴天に恵まれ、普段味わうことのできない自然の素晴らしさを体いっぱいに感じることができました。また、非日常的な生活を体験することで、日常生活のありがたさ、便利さを感じ、助け合う大切さを学んだことだと思います。この授業での経験や、学科･学年を超えた仲間たちとの出会いは、これからの財産となり、どこかで必ず活かされることでしょう。大きな挑戦を乗り越えた学生は、どこかたくましく、初日よりもひとまわり成長した様に感じました。