食品企業の実務家を講師としてお招きし、現実のマーケティングやブランド戦略をお話しいただく社会情報学科の「フードブランド戦略論」。
11 月 19 日（木）の授業は、カゴメ株式会社 マーケティング本部 通販事業部の松村國臣氏をお招きし「カゴメと通販事業」についてお話しいただきました。
今回はカゴメの通信販売ビジネスの特徴と、広告戦略に焦点を絞り解説いただきました。多くの学生がカゴメのケチャップや野菜ジュースには馴染みがありましたが、通信販売の業態があること自体驚きがあったようです。通常の商品は、流通業者に納品した時点で終わるものの、通信販売では直接お客様から注文を受け、お届けするところまでが業務になるというビジネスモデルをご紹介いただきました。
また、直接販売まで繋がるビジネスだからこそ広告のあり方も変わってくることを、事例をもってご説明いただきました。 学生たちからは以下のような感想が寄せられました。
＜学生からのコメント＞
- 通信販売ビジネスという、これまでのマーケティングとは違う視点を学ぶことができた。
- メーカーの通販事業の特徴や、それに合わせた広告の出し方が良く分かった。
- 野菜生活やケチャップとは違う、別の販売方法を知ることが出来て良かった。
- ブランディング広告（ブランドを覚えてもらう広告）と、ダイレクトレスポンス広告（直接売りにつなげる広告）を実際に見ることで、いかに提供する情報が異なるか理解できた。
- 今回のオンライン授業では、「カゴメ製品で使ったことがあるものは何か？」などの質問に、チャット機能を使って返答できたので楽しい授業だった。
