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目白大学耳科学研究所クリニックの角田玲子医長(言語聴覚学科教授)の論文が学術雑誌『PLOS ONE』に掲載されました

目白大学耳科学研究所クリニックの角田玲子医長(言語聴覚学科教授)の「Characteristics of self-motion sensation after major earthquakes: An Internet survey」が学術雑誌『PLOS ONE』に掲載されました。

角田医長は、能登半島地震後のめまい感(地震酔い)についてインターネット調査を行い、予後について報告しました。

【大地震後の地震酔い】
大きな地震の後、地震ではないのに揺れているような感じ(地震酔い)を多くの人が経験します。能登半島地震のあと、約4割の人が「体がゆれる」と感じていました。多くは2週間程度で自然に治まり心配な症状ではありません。しかし地震に対して「不安・怖さ」を強く感じた人では、日常生活に支障が出たり、2か月たっても症状が続いたりすることがあります。早めに気持ちを落ち着けるサポートを受けることで、長く続く不調を防げる可能性があります。

当クリニックでは日頃から患者さんと医師の間で安心感と信頼感が築ける診療を目指しています。

  • 論文名:「Characteristics of self-motion sensation after major earthquakes: An internet survey」
  • 筆 者:Tsunoda R, Kamo T, Dobashi Y, Fushiki H
  • 掲載誌:『PLOS ONE』
こちらから論文をご覧いただけます

Characteristics of self-motion sensation after major earthquakes: An internet survey(PLOS One)