めまい外来(予約制)

初診の方:要予約・原則、紹介状が必要です
再診の方:電話でお問い合わせください

めまい、ふらつきの専門治療

目白大学耳科学研究所クリニックは、
めまいやふらつきを専門的に診断・治療を行う診療施設です。

さいたま市全域、周辺市町村、近隣県から、子供からお年寄りまで多くのめまいでお悩みの患者さんが来院しています。当院ではめまい診療のエキスパートが、チームを組んで診療にあたっております。
最新のバランス機能検査機器や高度な診断技術により、めまいやふらつきの原因を的確に調べ、長引くめまいやふらつきの根本的な治療や緩和、予防に取り組んでいます。

予約状況(約3ヶ月先まで)

ただ今、めまい外来の予約につきましては大変混み合っており、すぐにご予約を取れない状況となっております。 下記のカレンダーをご確認の上、ご連絡を戴きたくお願い申し上げます。予約方法

めまいで受診される方へ

めまいの診察は充分な問診や眼球運動検査が必要です。
初診の方は月・火・水・金の午前中で、めまい外来の予約をおとりください。 他院で診療を受けていた方は原則として紹介状を持参してください(正しい診断の為には前医での治療経過や検査結果が必要です)。

事前にお電話、または窓口で予約をお取りください。
※受付時に必ず「めまい」のご相談・診療であることをお伝えください。

[ 受付専用電話 ] 048-797-3341 (13~16時)

めまい外来に初めて受診される方

当クリニックでは、めまい外来に初めて受診される方に問診表の記入をお願いしております。
該当する問診表をダウンロードし、ご記入の上、初回診療時に必ずご持参くださいますようお願いいたします。

めまい診療問診表ダウンロードページ
  • 平衡機能検査2
  • 平衡機能検査1
  • 第二診察室

当クリニックのめまい・ふらつきを担当する医師およびスタッフは、各自、本邦の"めまい診療の伝統校"である「富山大学・耳鼻咽喉科」、「東京医科歯科大学・耳鼻咽喉科」、「さいたま医科大学・神経耳科」において、めまい・平衡医学や診療に関して研鑽を積んでおります。スタッフのこれまでの実績は、学会や論文にて国内外で多数発表されています。

めまい診療に関わるスタッフ数は全国最大級であり、長引く難治性のめまいやふらつきに対しては、めまい平衡医学会認定のめまい相談医2名と、臨床検査技師4名(平衡機能検査士取得者5名)、理学療法士2名、臨床心理士1名、言語聴覚士2名のスタッフが"チーム"となり診療します。

当クリニックのめまい診療の最大の特色として、各々の伝統校においてめまいの達人・師匠から受け継いだ"知恵"を共有し、それをもとにして、より"進化"させためまい診療を実現していることです。また、めまい診療・前庭リハビリテーションにおいて、世界をリードするドイツ・ミュンヘン大学、米国・ピッツバーグ大学、シカゴめまいクリニック等と交流し、最先端技術を学び、診療をより"強化"しています。

めまい・ふらつきは、内耳の障害によるものが全体の約6割と耳鼻咽喉科領域の疾患が多いのですが、生命に危険が及ぶ小脳や脳幹を中心とした中枢の障害、不整脈や立ちくらみなどの血液循環の調節障害により誘発される症状、頭痛が関連するめまい、不安やうつなど精神疾患に伴う心因性のめまいなど原因は様々です。来院される患者様におかれましては、耳鼻咽喉科、一般内科、脳神経外科、神経内科、心療内科、精神科、小児科など多数の医療機関/診療科を受診されても"異常なし"、"加齢のせい"と言われ、長年症状に悩まされている方がいらっしゃいます。当クリニックでは、最新の診療技術を駆使して、"診療科の枠を超えて"めまいやふらつきの原因を突き止め、原因に応じて症状の消失や緩和を目指しております。

重点をおいている めまい・平衡障害
  • 良性発作性頭位めまいの診断と最新の頭位治療: Epley法、Semont法、Gufoni法、Log roll法、Yacovino法など
  • メニエール病・前庭神経炎など末梢性めまいの最新の治療:中耳加圧療法、前庭リハビリテーション
  • 前庭片頭痛など頭痛が関連するめまいやふらつきの治療:西洋と東洋医学の融合
  • 3か月以上続く慢性的なふらつきに対する診断と治療:末梢と中枢の平衡機能の評価、持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)の診断と治療
  • 小児や女性特有のめまいの治療:頭痛と循環器機能の評価、心理カウンセリングや漢方の併用
  • 「不定愁訴」や「加齢変化」といわれためまいの診断と治療:最先端の医療機器を用いた精密診断(精密平衡機能検査と認知心理機能やフレイル・サルコペニアの総合的な診断)

めまい診療の流れ

  • 問診
  • 診察
  • 検査
  • 診断
  • 治療
問診

めまいの様子や今までの経過を詳しくお聞きします。問診表の記入にご協力ください。
問診表のダウンロードはこちら
また他の病気でも薬を内服中の方はお薬手帳や飲んでいる薬の説明書をお持ちください。

診察

めまいの診断に重要な異常眼球運動を赤外線眼鏡を使って観察します。ビデオで録画をし、説明いたします。

検査

追跡眼運動検査、視運動性眼振検査、重心動揺検査純音聴力検査脈波、自律神経検査、ENG/カロリックVEMP、vHIT など

診断

検査結果をわかりやすく説明いたします。気になることは遠慮なくお聞きください。

治療

めまいは耳が原因(末梢性)で起こるものの他に、脳(中枢性)、循環系(不整脈など)、メンタル(心因性)などが原因のことがあります。診断や病状を丁寧にお伝えし、最新の頭位治療(良性発作性頭位めまい症)、内服治療や生活指導(めまいの緩和や予防)を行うよう心がけております。長引くめまいには、心理療法めまいのリハビリテーションなどが効果をあげています。必要に応じ他科専門医に紹介もいたします。