新宿図書館では、普段公開されていない貴重資料(稀覯本:きこうぼん) の中から 毎年テーマを決め、学内・学外の皆様に公開する「ミニ展示会」を行っています。今年のテーマは「フランス菓子」です。
シュークリームやビスケット、エクレアなど私たちにとって馴染み深いお菓子たち。そのどれもが、最初から現在の形として誕生したわけではありません。社会の変遷と物流の発達、そして菓子職人たちの探究心があってこそ、私たちが現在口にしているおいしいお菓子があるのです。
今回の展示では、当館所蔵の17世紀半ばから19世紀末に出版されたフランスの菓子製法に関する稀覯本を展示し、また本学、太原孝英教授による関連講演会を開催します。「フランス伝統菓子の精神と現代」と題し、昔からの菓子製法や伝統が現代ではどのように残っているのか、進化しているのかをご紹介します。この機会にぜひ、図書館へ足をお運びください。
展示会:2017年6月29日(木)~7月28日(金)
【開館時間】平日9:00~21:00、土曜9:00~17:00 ※日曜閉館
目白大学新宿キャンパス新宿図書館 1階ブラウジングコーナー
講演会:『フランス伝統菓子の精神と現代』
【講師】太原 孝英(本学外国語学部韓国語学科教授)
【日時】2017年7月14日(金) 18:30~20:00(予定)
【会場】目白大学新宿キャンパス新宿図書館 2階閲覧室
※講演会への参加は、別途申し込みが必要です。詳細につきましては、PDFファイルをご覧ください。
- 外国語学部韓国語学科 太原孝英教授の教員紹介
- 太原教授は、毎日新聞から「仏の伝統菓子レシピ翻訳」として取材を受けています。
毎日新聞(くらしナビ)2016年9月13日(火)