図書館サポーターがお薦めする本を紹介します。
☆印は2012年度「目白の100冊」に採用された本です。
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流星の絆
東野 圭吾
幼い頃に両親を殺された三兄妹が、時効を目前にして詐欺を働きながら真犯人を追い詰める復讐劇。家族の絆、兄妹の絆、禁じられた恋がちりばめられたミステリー。切ないラストに涙します。
請求番号 913.6/H
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西の魔女が死んだ
梨木 香歩
「人の死」をテーマにした物語。傷つきやすい少女が自分のことを「魔女」と呼ぶお婆さんと生活していくうちに心を癒していく。めまぐるしい現代社会と自然豊かな生活ぶりがとても対照的でした。優しく穏やかに、 読者も心癒される物語。
請求番号 913.6/N
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青の炎
貴志 祐介
名門高校に通う17歳の少年が、愛する母と妹を守るために、10年前に離婚した養父を殺害すべく、ある完全犯罪を計画する。平凡な幸せと合いを望んだ、切ない殺人者が主人公である。
請求番号 913.6/K
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フリーター、家を買う。
有川 浩
「新しい1日」と「オフィスと仕事」がテーマ。堕落していた主人公が母の鬱病をきっかけに立ち上がる家族再生物語。“どこにでもいる今どきの若者”である主人公には、共感する点も多いと思います。
請求番号 913.6/A
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君の名残を(上・下)☆
浅倉 卓弥
平安末期の平家物語を舞台としたミステリー。現代と過去が交差しながら進む物語で、木曽義仲と巴御前、二人を取り巻く人々が多々登場。タイムスリップが軸になっているけれど、史実に沿った流れです。
近日配架
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船に乗れ!(1~3)☆
藤谷 治
音楽一家に生まれたチェリストの主人公は名門音大付属学校の受験に失敗し、三流高校の音楽科に進学する。そこで様々な人とで出会い、改めて音楽と向き合う。スピード感のある展開、読み出したら止まりません!生きることの辛さや醜さ、その中にある美しさを音楽の魅力と共に教えられます。
近日配架
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輪違屋糸里(上・下)☆
浅田 次郎
幕末の京都・花街が舞台で新選組の芹沢や土方が登場。花街で強く生きる女性の物語。ちなみに輪違屋とは、現在も京都の島原で営業している置屋兼お茶屋である。
近日配架
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ブレイブ・ストーリー(上・下)
宮部 みゆき
“勇気の物語”というように、いろいろな勇気に出会う物語。普通の小学生の男の子が運命を変えるために幻界へ旅立つ。大人になった私たちに勇気や絆を感じさせてくれる、希望の物語。
請求番号 913.6/M
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楽隊のうさぎ
中沢 けい
少々引っ込み思案な、頼りない男の子が主人公。なんとなく流されて入部してしまった吹奏楽部で個性的な先輩や先生、友達と出会い、学校生活は一変する。音楽の魅力に引き込まれ吹奏楽部で過ごした青春時代を思い出します。
請求番号 913.6/N