
人間学部心理カウンセリング学科の宇野耕司専任講師が執筆した『ワークブックはじめての子育てと子育て支援』が刊行されました。
本書はこれから子育ての主体となっていく大学生を対象として書かれていますが、それだけに留まらず幅広い読者を想定しています。具体的には、子育てに関心のある人、親になった時の事前準備をしたい人たちや、将来、保育士、社会福祉士、教師、臨床心理士、保健師、助産師、ボランティアとして地域における子育て支援の担い手として活躍したい人たちです。初めて子育てや子育て支援について学ぶ際に必要となる心理学的知識を、より深く習得できるよう意図して編集されています。
本書の特徴は、主体的な学習に役立てるために、講義と演習を組み合わせた点です。講義では各章の理論的背景について説明され、演習ではいくつかのワークを用意しています。ワークは講義で学んだことをさらに深く理解するために自己を掘り下げるようなもの、他者の気持ち(考えと感情)を知るものなどが含まれています。こうした構成により、本書を手にした人の学びがさらに促進され、さらに心理教育的な子育て支援のテキストとして機能することを目指しています。
- 『ワークブックはじめての子育てと子育て支援』
- 執筆者:宇野耕司
- 発行:学術研究出版
- 発行日:2016年8月
- ワークブックはじめての子育てと子育て支援|BookWay