6月29日(月)、ビジネス社会学科では「地域社会を考える」(担当:上岡史郎教授)の授業において、株式会社 文明堂東京の牧野賢太郎氏をお招きし、老舗企業の経営や地域との関わりについて学ぶ特別講義を実施しました。
授業の前半では、学生が事前学習として株式会社 文明堂東京の歴史や事業内容、地域との取り組みについて調査し、その成果をPowerPointにまとめて発表しました。文明堂東京が長年にわたり多くの人々に愛され続けている理由や、伝統を大切にしながら新たな商品開発や事業展開に挑戦していることについて、学生ならではの視点でまとめた発表が行われました。
その後、牧野氏よりご講演いただきました。文明堂東京が創業以来受け継いできたカステラづくりへの思いや、お客さまに喜ばれる商品づくりへのこだわり、さらに伝統を守りながらも新しい商品や事業に積極的に挑戦する姿勢について、実際の事例を交えながらお話しいただきました。また、地域社会とのつながりを大切にした活動や企業としての社会的役割についてもご紹介いただき、学生たちは企業が地域とともに成長していくことの大切さを学びました。
講義後の質疑応答では、事前学習を担当した学生を中心に、「新商品開発の考え方」や「老舗企業が時代の変化に対応するために工夫していること」、「地域との連携を続ける理由」など、多くの質問や感想が寄せられました。牧野氏には一つひとつ丁寧にお答えいただき、学生との活発な意見交換が行われました。
今回の授業を通して学生たちは、企業は単に商品を販売するだけではなく、地域社会との信頼関係を築きながら新たな価値を創造していく存在であることを学びました。また、長い歴史を持つ企業であっても現状に満足することなく挑戦を続ける姿勢に触れ、自らも変化を恐れず挑戦することの大切さを実感する機会となりました。
ビジネス社会学科では、今後も企業・行政・地域団体との連携を通して、地域社会の課題を実践的に学ぶ教育を推進してまいります。学生が教室で学ぶ知識と地域社会での実践を結び付けながら、自ら考え、行動できる人材の育成を目指しています。

