学科紹介
Department製菓学科
Department of Confectionery Arts学科の特色
目指す進路に合わせて選べる製菓学科の学び
製菓学科では、製菓技術を磨きながら製菓衛生師の国家資格取得を目指す「製菓衛生師コース」と、製菓の知識と技術を幅広く身につける「製菓実践コース」を設置。
どちらのコースもお菓子作りを学びながら、より具体的な夢に向かって歩みを進めることができます。
1.洋菓子、和菓子、パンをすべて学べる
目白短大の製菓学科の大きな特徴は、洋菓子・和菓子・パン作りの3つのジャンルを並行して学べること。
基礎を幅広く学べるだけでなく、自分の適性と関心を見極めた上で専門分野を選ぶことができます。
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洋菓子
1年次はスポンジなどの基本から始め、2年次には難度が高いプティガトーやコンフィズリーも製作。材料や作業の理論、歴史的背景なども学び、理解を深めていきます。
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和菓子
1年次は材料の特徴から学び、基本である「包む技術」を習得。由来や伝統行事なども学びます。2年次は上生菓子に挑戦。生地の固さなどの感覚を身につけることが目標です。
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パン
1年次は基本的なパンのほか、実験を通して原材料、製パン工程を学びます。2年次にはフランスパンやデニッシュなど、高度な技術が必要なパンに挑戦します。
2.経験豊富な先生から学ぶ、プロの技
経験も実績も豊富な教員から、作業のポイントやお菓子を美しく見せる仕上げ方など、プロならではのテクニックを学びます。
Pick Up 教員一覧はこちら
伊藤 浩正 教授(和菓子)
製菓学科長。四季折々の風情を大切にする和菓子店「竹紫堂」の店主を経て、現在は和菓子を基本に忠実に作り上げていく技術指導に力を注いでいます。東京和菓子協会所属。
平田 暁子 准教授(洋菓子)
大学卒業後、専門学校を経て(有)キャトルなど都内有名店に勤務。1 級菓子製造(洋菓子製造作業)技能士。東京都洋菓子協会所属。
3.可能性を広げる多彩な科目
菓子製造の技術を磨く実習科目に加えて、理論を学ぶ座学の科目が充実。また、製菓実践コースでは商業ラッピング検定やカラーコーディネーター検定試験®などの資格取得も目指せます。さらに、全学科共通の基礎教育科目や短期大学部共通科目、他学科の科目や大学の共通科目の履修を通して、幅広い知識や教養を身につけるとともに、ワンランク上の資格取得を実現します。
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製菓学科専門教育科目
(国家資格関連)開業時にも役立つ製菓理論や公衆衛生の知識を修得
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製菓学科専門教育科目
(座学)販売に生かせる商業ラッピング検定などの試験対策も
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基礎教育科目
(教養科目)社会人に求められる教養やビジネスマナーを身につける
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基礎教育科目
(キャリア形成科目)語学やPCスキルを生かしてお菓子ビジネス分野で活躍できる力をつける
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短期大学部共通科目
リテールマーケティング(販売士)検定試験やサービス接遇検定合格で接客対応に自信
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他学科の科目
色彩やカフェなどの授業で広く学び、お菓子作りのヒントに
4.実習・設備について
実習は、毎回教員が模範実技を行ったあと、学生が製作に入ります。グループごとに行うので、協調性やチームワークも身につき、社会に出たときのシミュレーションとしても有効です。実習後は完成品の写真を添えてレシピ集を作成します。
また、製菓実習室内には、デッキオーブン、パン生地などの発酵機、あん練機など、プロ仕様の本格的な設備が整っています。