学びのキーワード
対象者が地域で生き生きと暮らすための支援をしたい
患者さんの心身の回復をサポートしたい
作業療法士は、身体と心の両面からリハビリテーションを行う専門家です。身体に問題のある方の日常生活や、精神疾患を抱える方の社会復帰を支援します。知識や技能に優れるだけでなく、相手の信頼に応えられる作業療法士を育成します。
日本作業療法士協会より、生活行為向上マネジメント推進協力校に認定されました!
生活行為向上マネジメント(MTDLP)は、対象者の生活行為の向上のために、決められた一連の流れを視覚化し、プロセスに沿って支援していくツールです。作業療法学科はMTDLP教育に必要な教員数と講義内容・時間数、作業療法参加型臨床実習を有し、学内教育および臨床実習を積極的に取り組んでいる養成校として、「MTDLP推進協力校」に認定されました。
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国家試験合格率
本学科で4年間学び、「作業療法士」として必要な知識・技術を習得し、卒業することにより受験資格が得られます。
資格を取得するには、国家試験に合格しなければなりません。
学びの特色

1
実践を意識した
新しい臨床実習
実習を柱としたカリキュラムで、即戦力として活躍できる作業療法士を育成します。また、授業も臨床を意識したものが多数。OSCE※の実施に加え、学内に実際の患者さんを招いたり、臨床の最新事例を扱ったり、通常の授業で実践力が鍛えられるので、スムーズに医療現場での実習に臨むことができます。
※OSCE(客観的臨床能力試験)
臨床現場さながらの実技試験。模擬患者に対して学生が検査·訓練·指導を行い、教員と現役の作業療法士が評価します。

2
さまざまな
作業活動を想定した演習室
食事や衣服の着脱といった日常生活の動作·創作活動など、多様なリハビリテーションに対応する演習室を用意しています。PBL(問題解決型学習)のグループ学習のほか、作業療法プログラムの実践を通じて、学びを深めます。

3
高頻度で
模擬試験を実施
4年次の9月から20回以上の模擬試験を実施。自身の学習達成度を確認しながら効率的に学習します。少人数制ゼミで、教員が学生それぞれの適性に応じた指導を卒業まで一貫して行うとともに、成績に応じた特別指導により、苦手分野を克服できます。
「専門コースゼミ」で作業療法の視点を深める!
作業療法学科では3年生を中心に、2022年度より「専門コースゼミ」を開講しています。これらのゼミでは、学生に人のウェルビーイング(健康と幸福)や作業療法の視点を、さまざまな体験を通して深めてもらうというねらいがあります。
専門コースゼミ:授業レポート
目指せる資格と進路
目指せる資格・免許
- 作業療法士国家試験受験資格
想定される進路
- 老人保健施設
- 訪問リハビリテーション事業所
- 通所リハビリ
- 病院(総合・大学・リハビリテーションセンター・精神科/デイケア/認知症専門など)
- 身体障がい者施設
- 精神障がい者施設
- 発達センター、療育センター
- 大学院
- 障がい者就労支援事業所
主な就職先(2019~2021年度実績)
2021年度卒業生実績
-
- つくばセントラル病院
- 那須脳神経外科病院
- 丸山記念総合病院
- 介護老人保健施設 春日部ロイヤルケアセンター
- 埼玉県立病院
- 千葉・柏リハビリテーション病院
- 神奈川県立こども医療センター
- 苑田会リハビリテーション病院
- 東京さくら病院
実習スケジュール


学科の学びや魅力を動画でご紹介します