学科紹介

ビジネス社会学科では、「店づくり実習Ⅰ」の授業で、西武信用金庫「地域産業応援資金」を活用した地域活性化プロジェクトに参加しました。このプロジェクトは、地元の金融機関である西武信用金庫「地域産業応援資金」を活用し、新井薬師駅前商店街（東京都中野区）の活性化を目的としたものです。本学製菓学科 の教員が梅の名所「新井薬師 梅照院」をイメージしたパンのレシピを開発し、地元洋菓子店「ロイスダール（RUYSDAEL）」が製造、ビジネス社会学科「店づくり実習Ⅰ」の履修者が販売促進と店舗販売を行うというものでした。

半年間の授業の中で、新井薬師商店街をリサーチ、どのような年齢層の方が多く居住しているか、梅照院のイメージ、競合店の品ぞろえや価格、地元の方のニーズなど、グループに分かれて詳しくリサーチしました。リサーチをもとに、梅照院は梅の名所であると同時に「眼」にご利益があることから、眼に良いブルーベリーを練りこんだ「ブルーベリーぱん」に決定。オリジナルのキャラクター「ブルーベリーマン」を使った商品ラベルやPOP、リーフレットなども作成しました。

販売は12月9日と10日の2日間、寒い中での販売となりましたが、1日80個限定の「ブルーベリーぱん」は両日ともに１時間で完売。学生からは、「1つの商品が生まれるまでにたくさんの方々の努力があることが分かりました」や、「地元の高齢者や近隣の方々から、たくさん声を掛けていただき、人とのコミュニケーションの楽しさや温かさを身にしみて感じることができました」といった感想がありました。