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新入生オリエンテーションの様子
2022年4月から成人となる年齢が18歳に引き下げられました。これに伴い、金融詐欺等の被害に遭いやすい18歳、19歳の若者に向けて、金融庁や消費者庁等から注意喚起が行われています。
そこで、ビジネス社会学科では、新1・2年生向けのオリエンテーションで、新成人が気を付けるべき点について、新成人が最も興味があるとされるクレジットカード、特にリボルビング払いと呼ばれる使用方法、クレジットカードの使いすぎ通知システムや消費者契約法の改正点などを中心に説明しました。
下図は、オリエンテーションで使用したスライド画面ですが、その中に、大学生のクレジットカードの月間使用額は3万円までが大半であるというデータの記述があります。
これは行動経済学の「ナッジ」と呼ばれる良い行動への緩やかな誘導を行う技術の一つで、人が周りの人の行動に合わせたがるという同調性を活用した表現方法を用いたものです。平均を示すことで、その金額を超えないように意識してもらう目的があります。
ビジネス社会学科では1年生の春学期に「ライフマネジメント」の授業（注）があり、授業の中でもこうした新成人向けの金融教育・消費者教育を行い学生の皆さんの安全・安心な生活を応援してゆきます。
（注）この授業では、金融広報中央委員会およびNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会より大学等の教育機関の金融経済教育用に無償提供されるテキストを使用し、中立性と公正性に配慮した講義を行います。
