学科紹介

夏休み期間中の9月7日（金）、実習形式の授業でのデモンストレーション見学環境の改善を目的として、短期大学部製菓学科洋菓子実習室にライブカメラが設置されました。

実習は、初めて目にするお菓子や材料も多いので、必ず最初に教員がデモンストレーションを行い、学生たちは作業ポイントや注意点などを自分の目で確認した上で、実習に取り組んでいます。既存の実習室設備として、デモンストレーション台の天井に大きな鏡を設置し、教員の手元を映すことで、見学しやすい環境づくりに努めていましたが、教員が作業しているボウルや鍋の中身、道具や手の使い方など、細かい部分は見づらいことがありました。
しかし今回、瞬時に視点やズームの変更が可能なライブカメラを導入し、教員の動きに合わせて操作することによって、学生たちがデモンストレーションをより詳細に見ることができるようになりました。

9月9日（日）に開催された第5回オープンキャンパスの学び体験では、授業に先駆けてライブカメラを使用したデモンストレーションを実施しました。

また、秋学期初日の9月21日（金）、2年生の選択科目『応用実習Ⅲ（洋菓子）』の授業では、パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウのオーナーシェフ、藤生義治氏を外部講師としてお招きして実技講習会を実施。現役オーナーシェフの知識と技がモニターに大きく映し出され、学生たちは貴重な機会を逃すまいと、モニター画面と先生の手元を覗き込むようにして見学し、メモをとっていました。

製菓学科では、学生の学びの質をアップするために、実習室の学習環境改善に取り組んでいます。