製菓学科「製菓衛生師コース」の5期生28名が、11月17日(水)に令和3年度千葉県製菓衛生師試験を受験、12月15日(水)の合格発表の結果、26名が見事に合格しました。合格率は92.9%で、今年も千葉県の全体合格率を上回る大健闘でした。
本学の製菓学科製菓衛生師コースでは、受験資格取得のため、入学から2年生の春学期までの1年半をかけて製菓衛生師(※)として必要な知識および技能を修得したほか、長期休暇中や直前の2カ月間は学科別の問題集や過去問に取り組む集中講義を受講するなど、学生自身が積極的に試験対策に取り組んでいます。
5期生は、コロナ禍の影響で入学式も挙行できず、1年次は実習も含めすべての授業がオンライン実施という厳しい状況でしたが、デモンストレーション動画を繰り返し見てレシピノートを作成するなど、できることから着実に準備を進めました。そして、2年生の春学期は就職活動と並行しながら実習に積極的に参加し、夏休み期間中の集中講座、秋学期授業と並行しての直前対策講座など、短期間での集中的な取り組みが結果につながりました。皆さん、本当におめでとう!
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実習内容も実技分野で出題されます -
分野別のオリジナル問題集も用意
※ 製菓衛生師は、厚生労働省が定める国家資格で、菓子製造業に従事する者の資質を向上させ、公衆衛生の向上および増進に寄与することを目的として定められています。
学生の受験資格として都道府県知事の指定する製菓衛生師養成施設において1年以上製菓衛生師として必要な知識および技能を修得することが義務付けられており、衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、製菓理論、製菓実技の計7科目について筆記試験が実施されます。
合格者は、都道府県知事の免許を受け製菓衛生師の名称を用いて菓子製造業に従事することができ、知識の証明だけでなく、就職の幅が広がったりキャリアアップに有利であったりと、菓子業界で働くにあたって大きなメリットが得られます。