11月12日(土)に、製菓学科「製菓衛生師コース」の6期生34名が令和4年度千葉県製菓衛生師試験を受験し、33名が合格しました。合格率は97.0%で、千葉県の全体合格率67.8%を大幅に上回る大健闘でした。
本学の製菓学科製菓衛生師コースでは、受験資格取得のため、入学から2年生の春学期までの1年半をかけて製菓衛生師(※)として必要な知識および技能を修得したほか、長期休暇中や直前の2か月間は学科別の問題集や過去問に取り組む集中講義を受講するなど、学生自身が積極的に試験対策に取り組んでいます。
6期生は、入学直後の1年次春学期が実習以外はすべてオンライン授業でしたが、週2回の実習授業に集中して取り組み、技術と知識を身に着けました。そして、2年生になると就職活動と並行しながらも多くの授業を履修、夏休み期間の集中講座、秋学期授業と並行しての直前対策講座にも力を注ぎ、見事な結果につながりました。皆さん、本当におめでとう!
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千葉県の過去問に則した分野別オリジナル問題集 -
比較実験の実習で材料の特性を学びます
※ 製菓衛生師は、厚生労働省が定める国家資格で、菓子製造業に従事する者の資質を向上させ、公衆衛生の向上および増進に寄与することを目的として定められています。 学生の受験資格として都道府県知事の指定する製菓衛生師養成施設において1年以上製菓衛生師として必要な知識および技能を修得することが義務付けられており、衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、製菓理論、製菓実技の計7科目について筆記試験が実施されます。 合格者は、都道府県知事の免許を受け製菓衛生師の名称を用いて菓子製造業に従事することができ、知識の証明だけでなく、就職の幅が広がったりキャリアアップに有利であったりと、菓子業界で働くにあたって大きなメリットが得られます。