製菓学科

Department of Confectionery Arts

研究・社会貢献

製菓学科・平田暁子准教授がトキワ松学園高等学校で出張授業を実施しました

6月17日(月)に、製菓学科の平田暁子准教授が目黒区にあるトキワ松学園高等学校に伺い、出張授業を実施しました。

約10年前に洋菓子実習の出張授業をご依頼いただき、高校3年生の選択授業「家庭科演習」の1回を例年担当させていただいています。今回の授業は約2時間の実習で、受講生8名と一緒に、オレンジのムースとジュレを合わせたさわやかなカップデザート"Valencia(ヴァレンシア)"を製作しました。

外部講師ということで最初は緊張していた生徒たちも、めずらしいプロ仕様の材料や道具に触れたり、会話形式のデモンストレーション進めたりしていく中で、緊張がほぐれ元気よく実習を行っていました。仕上げのオレンジの飾り切りを実演して見せると、「すごい!」と歓声が上がります。最後の試食では、「お店の味だ!」と盛り上がり、受講していない同級生が見学に来るなど、学内の授業とは異なる新鮮な反応に良い刺激を受けました。

今回の出張授業は小規模ではありますが、中学校、高等学校との連携は、製菓製パン業界に関心を持ってもらう重要な機会であるため、今後も継続していきたいと考えています。

  • まずは手元が見える距離で
    デモンストレーションを見学
  • ムースをカップに流していきます
  • お店の商品のような仕上がりに!