5月16日(木)に、台南市の嘉南薬理大学飲食サービス科との国際交流イベントを実施しました。
約半年前に先方から国際交流の依頼をいただき、伊藤教授と平田准教授が準備を進めてきました。4月の台湾大地震の影響で若干の人数変更はあったものの、製菓技術を専門に学ぶ男女6名が引率教員3名とともに訪日し、イベントが実現しました。本学からは、セミナーで上生菓子を学ぶ2年生3名が参加しました。
当日は、伊藤教授の指導の下で和菓子「練り切り」の実習を体験したあと、自身で作った練り切りを試食しながら在学生と懇談しました。嘉南薬理大学の学生は白衣を持参して実習体験に臨み、製法や道具など熱心にメモを取り、手際よく作業を進めていました。また、懇談では双方が事前に質問事項を準備し、通訳を介しながら交流を深めることができました。イベントの終盤には学生同士がInstagramのアカウントを交換し、翌日以降も交流を続けている様子も見られました。
小規模ではありますが、近年実績のなかった国際交流イベントを実施できたことは大変喜ばしく、今後も相互の交流を継続していきたいと考えています。
<嘉南薬理大学>
2001年飲食サービス科設立。台湾全体の飲食サービス産業の発展に対応できる、優秀な人材を育成することを目標としている。「製菓専門」、「調理専門」および「経営や店舗運営」の3つの専門モジュール課程が設計されており、教育の重点は、実務管理を主とし、理論を補助としている。
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2年生目短スタッフが
キャンパスを案内 -
和菓子実習体験では
伊藤ゼミの学生が作業をサポート -
実習で作った練り切りを
食べながらの懇談