言語文化研究科

中国・韓国言語文化専攻 修士課程

Master's Program in Chinese and Korean Language and Culture Studies

学びのプロセス

本専攻は、中国語圏・韓国語圏の言語文化を研究し、より高度な中国語・韓国語の運用能力を身につけた人材の育成を目的に教育研究を行っています。
修士論文作成については、1年次から研究テーマ、調査方法を指導します。学生の研究課題に合わせて専攻科目を選択して履修するほか、自主的な研修や調査活動をもとに自身の研究テーマを深める「臨地研究」や、当該分野の論文を精読しつつ論文執筆の方法論を確立する「研究論文指導演習」によって、より実践に即した学術研究を進めて論文作成へと繋げていきます。

中国語・韓国語の言語文化研究および運用能力の向上を目指す

本専攻は、「中国言語文化コース」と「韓国言語文化コース」の2つの科目群からカリキュラムを構成しています。「中国言語文化コース」では中国語圏の言語文化研究のための専門科目に加え、高度な中国語運用能力の育成を目的とする科目を開設。「韓国言語文化コース」では韓国語運用能力の向上を図りながら、韓国語圏の言語文化研究に関する科目に加え、韓国語教育の現場で必要な技法・知識を修得するための科目を設けています。また、東アジアに関する知識を身につける専攻共通科目を履修し、東アジアの言語文化についてより多角的な知見へと繋げます。

  • 中国言語文化コース
    中国語言語理論中国文化理論中国言語翻訳演習中国言語表現演習など
  • 韓国言語文化コース
    韓国言語文化研究韓国語史研究韓国語通訳翻訳研究韓国語教育研究など
  • 中国・韓国言語文化
    専攻共通科目
    東アジア古典文化研究東アジア現代文化研究東アジア言語研究東アジア思想研究
  • 言語文化研究科共通科目
    言語習得論語用論音声学特論対照言語学特論言語統計論国際理解特論異文化研究史論政治言語文化論日本民族文学論など
  • 臨地研究1(短期)・2(長期)

    複数の教員が担当。中国語圏あるいは韓国語圏の教育機関または研究機関・企業など、学生の研究テーマに関わる地域に赴き、言語文化調査・言語教育の実習などを行う。短期は60時間、長期は120時間の期間を要する。

修了後の進路

本専攻の修了生は、大学教員、中学・高等学校教員、各種企業の貿易担当者、在日中国人や在日朝鮮・韓国人との交流を必要とする公務員、生涯教育・カルチャーセンター講師など、以下のような進路において活躍しています。

過去の進路例
[就職]
  • 中国・集美大学(日本語講師)
  • 上智大学(韓国語講師)
  • 青梅総合高等学校(韓国語講師)
  • 在瀋陽日本国総領事館領事部

外国語としての韓国語教育資格

本学が韓国の協定校などと共に認定する独自の資格です。

外国語としての韓国語教育資格
(Teaching Korean as a Foreign Language)

本専攻では、韓国語教育に関する専攻科目や本学韓国語学科の指定科目を履修し、教育実習を行うことにより、協定校などと本学が共に認定する韓国語教育の資格「外国語としての韓国語教育資格」(Teaching Korean as a Foreign Language)を取得することが可能です。教育実習は本学指定の機関において2 週間、視察実習と授業実習を行います。

詳しくは教務部 教務課(資格支援担当)[TEL.03-5996-3159 / ]までお問い合わせください。