これからの医療者に求められる職業教育
―教育方法論の探求―
高度化する医療の現場や地域医療を支え、地域包括ケアの担い手となる人材が要求されています。それに対し、リハビリテーション専門職の養成・育成教育に関する議論の必要性が高まっています。専門性を伸ばせる、成人教育、職業教育、人材育成等の知見を活用した教育方法論の研究が必要です。医学教育がご専門で、厚労省のリハ養成校カリキュラム等改善検討会の委員としても活躍されている福島統氏(東京慈恵会医科大学)、そしてクリニカル・クラークシップによる臨床教育についてご経験豊富な小岩伸之氏(八雲総合病院)のお二人をお招きし、この点について考えます。
日 時:2018年10月21日(日)13:00~17:00(受付開始 12:30)
場 所:埼玉会館(JR浦和駅徒歩6分)7階会議室交通アクセス
参加費:無料
定 員:100名(申し込み先着順)
主 催:目白大学大学院リハビリテーション学研究科
協 賛:目白大学大学院生涯福祉研究科・看護学研究科
プログラム
- 講演Ⅰ (13:15~)
-
医療者育成における職業教育の視点
講師:福島 統氏
(医師/東京慈恵会医科大学 教育センター長)福島氏には、これからの医療者を育成する上で必要となる職業教育の視点についてご講演いただきます。医療人のための職業教育で最も重要なことは「職業についてその実践の中から学ぶ」practice-based learning and improvement です。医療職という社会との接点を通じて、自分の職業の意味、その職業の社会的意義、職業を通じての自己実現と専門職としての幸せについてお話しいただきます。
- 講演Ⅱ (15:00~)
-
職業教育としての臨床実習
~臨床教育者は学生に何を見せ、何を伝えるか~講師:小岩 伸之氏
(作業療法士/八雲総合病院 リハビリテーション室長)小岩氏は、クリニカル・クラークシップに基づく作業療法士の臨床実習モデルを検討し、臨床現場で、対象者と臨床実習指導者と学生の三者で相互に関わりあい、学生が実践しながら学ぶスタイルを確立されてきました。この指導方法は後輩育成にも非常に有用です。こうしたメンターから生きた指導法を学び、実践思考を方法論として広めていくことが求められるのではないでしょうか。そのヒントを講演していただきます。
申し込み方法
当日参加も受け付けておりますが、事前登録を①②③のいずれかの方法でお申し込みください。
なお、託児は行っておりません。特別な配慮を必要とされる場合は、ご相談ください。
申込期限:10月18日(水)
①オンライン登録 (申し込みフォーム)
必要事項を入力して送信ボタンを押してください。
登録完了後、E-Mailアドレスに受付完了メールが届きます。
申し込みフォーム(締め切りました)
②E-Mail
「お名前」「ご所属」をご記入後、下記アドレス(担当:小林 幸治)宛に送信ください。後日担当者から受付完了メールをお送りします。
E-Mail:
③FAXまたは郵送
「お名前」「ご所属」をご記入後、FAX送信または郵送してください。
FAX
048-797-2132(さいたま岩槻キャンパス ラウンジ)
郵送先
〒339-8501 埼玉県さいたま市岩槻区浮谷320
目白大学さいたま岩槻キャンパス ラウンジ
「リハビリテーション学研究科フォーラム係」
問い合わせ先
目白大学大学院 リハビリテーション学研究科(担当:小林 幸治)
〒161-8539 東京都新宿区中落合4-31-1
E-mail:
※お車でご来場の場合は、埼玉会館の地下駐車場か近隣の駐車場をご利用ください。