研究科・専攻

11月10日（土）にリハビリテーション学研究科を修了予定の学生9名による「修士論文中間発表会」が新宿キャンパスで開催されました。
日々臨床業務で体験していることを研究テーマに、学生それぞれが、蓄積された経験知やそこから生まれた疑問点 に向き合った内容の発表でした。この中間発表会は、これまで指導教員の下に研究を積み重ねた経過を報告すると同時に、さらに指導教員以外の方々からさまざまな観点でアドバイスや意見を聴取することで、研究内容の質を一層高めることができる機会となります。ここから修士論文提出まであと2か月余り、学生にとっては一番大変な思いをする時期になりますが、この発表会を通じてブラッシュアップした論文ができるものと期待しています。
併せて、次年度修士論文作成にとりかかる学生の「プレ構想発表会」も実施され、研究に関する幅広い領域についての指導が行われました。「修士論文中間発表会」に参加したことで、これから研究を進める上での不安の払拭に繋がったのではないかと思います。

大学院は自己研鑽の場として、学生自身だけでなく指導する教員側も多くのことを学んでいます。学生一人ひとりの個性を生かしつつ、臨床の場で役に立つ結果や解決の糸口を見出せればと思います。