「働くことに関する研究」で社会に貢献したい

経営学科ゼミ

親友からの相談が雇用問題を研究するきっかけに

大学3年生の頃、社会人の親友から職場の人間関係や労働環境などについての相談を受けて一緒に悩みましたが具体的な解決策を出せませんでした。学んでいることを生かして何かできないだろうか?と真剣に考え始め、そのために取るべき進路を資格取得か大学院進学かまで絞り込み、最終的に「雇用問題について大学院でより深く学んで研究者になる」ことを目指したのが、今の道に進んだきっかけです。現在は若年層や高齢者層、家族を持つ方の雇用の現状や働き方について研究しています。

まずは教員が学生の話をよく聞くことが大切

学生がどのようなことを考えていて、何を伝えたいのかを、しっかり聞き、その上で、私の考えを伝えるように努めています。また、「興味があっても無くても、何でも取り組んでみること」を学生には伝えています。仮に専攻している経営学とは直接関係なかったとしても、始めてみることが大切です。もし自分に合わないと感じたらやめてもよいし、好きだったらとことんやってみたらよいと思います。そこから、自分が将来やりたいことにつながってくるのではないかと考えています。

ゼミのことをもっと知ろう!

毎回15分程度の思考ゲームで少し頭を柔軟にしてから、文献講読に入っていきます。事前に読み進める本、報告者、進行役を決めておき、報告者が自身の考えを発表。その後は進行役の進行で議論や意見交換を行っていきます。それ以外にも、グループに分かれてテーマを決め、学内のプレゼンテーション参加のための準備も行います。

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普段はのんびりしていても、やる時にはしっかりやる!というのが大切。興味を持って最後まで一生懸命に取り組むこと、相手の話にしっかりと耳を傾け、自分の意見も言える、そうなりたい学生を求めています!そして、いろいろな事を吸収して成長し合える仲間を、ゼミでつくってほしいです。

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お互いの意見をきちんと聞き、尊重し合っており、仲が良いと思います。自由な雰囲気ですが、ゼミ生同士の文献購読で議論を行う際には、それぞれの役割に応じて、しっかりと発言をしたり、進行管理をしたりと熱心に取り組んでいます。討論を通じて確実に成長している様子を感じています。

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大学は自分で学ぼうと思えば、いろいろなことを経験し吸収できる場です。もちろん勉強は大事ですが、自分の好きなことに打ち込んだり、社会人になってからも付き合っていくことのできる友人をつくったりすることも大切です。ぜひ積極的にさまざまなことに挑戦して、充実した時間を過ごしてください!

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小学生のころから漫画に登場するキャラクターのイラストを描くのが大好き♡
原 みどり准教授

昔から読書も趣味で、最近は通勤途中などちょっとした時間に、気軽に複数の本から選んで読める電子書籍(Kindle)を愛用。また、コーヒーをお供に推理小説を読むのが至福のひとときです。

原先生写真1