地球はもはや限界? SDGsで何ができる?

児童教育学科石田ゼミ

SDGsをテーマにエコアクションを活発に実施

環境教育、ESD(持続可能な開発のための教育)、SDGs(持続可能な開発目標)の学習にポイントを置き、環境活動と社会貢献活動をできることから実行に移してきました。日本最大級の環境展示会「エコプロ」には大学全体で出展し、本ゼミはPCによるエコ紙芝居を実施。川や海のごみを拾うクリーンアップ活動、ごみを減らすための普及啓発活動なども行っています。「BRITA学生マイボトルコンテスト」では、小学生によるマイボトル活用を広める企画の動画が受賞したことも。

学生自らが学び取る、考える、行動するゼミ

「環境汚染などが続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と書かれた1972年の書籍『成長の限界』に衝撃を受け、こちらの分野の研究を選びました。この内容が差し迫りつつある今、ゼミではSDGsをテーマに自ら関心のある研究対象を設定して、実際にエコアクションに取り組み、派生した活動にも学生主体で積極的に関わります。グループワークを多く取り入れ、学生同士の対話を重視。学生自らが学び取る、考えることが成長するための一番の近道です。

ゼミのことをもっと知ろう!

「こどもエコクラブ全国フェスティバル」では、運営の手伝いだけでなく、参加する児童との交流を通じて教員としての資質や能力を磨くことがねらい。こうしたエコアクションでさまざまな人々と交流することで、コミュニケーション力を高めることを意図しています。

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仲間と協調しながら、社会貢献活動に積極的に参加したいと考えている方、教育に理想を持ち、教育の力で未来をつくりたいという意欲がある方を歓迎します。エコアクションとその普及啓発活動、教育に関する活動をそれぞれ関連付けて行動できると望ましいです。

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SDGsだけでなく、「持続可能な大学にするにはどうすればいいか」「幸福とは何か」など、多種多様なテーマについて活発に討論を行います。和気あいあいとした雰囲気も特徴。卒業研究のテーマは環境教育、ESDの分野が多くありますが、理科教育関連も。

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自分で課題を見つけてとことん探究してみませんか? 未来の地球環境や教育について語り合いませんか? 私自身、最も幸せを感じるのは、学生が熱心に環境活動に取り組む姿を見る時。一緒に学び活動して、あなたがそういう姿を見せてくれることを心待ちにしています。

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絶滅危惧種保護の象徴的な存在であるトキの置物が宝物。友人がくれたもので大切にしています。
石田 好広 教授

伊豆大島がマイブーム。三原山の荒々しさ、山から見える雄大な海、椿の美しさ、椿油のおいしい料理。何といっても素晴らしいのは、満天の星空! 学生時代からバードウォッチングをしてきた中で自然環境が失われていることに問題意識を持ったのが、今につながっています。