既存のテストを分析、疑問や違和感が思考のヒントに
英米語学科木幡ゼミ
元々は高校の英語教師を目指していましたが、英語教育について勉強していくうちに、ライティングの指導法や評価方法に興味を持つようになりました。特に学習者が作文を書いたあとに、振り返る段階の指導と評価について研究しています。
世の中に存在する英語のテストの中には、場所や人物の設定が分かりづらい会話を聞くケースがあります。実際に英語を使用する場面では、一言一句を理解するのではなく、ポイントや必要なところが聞ければよいことが多いです。そのためゼミでは現実に起こりうる英語表現を問う内容のテストづくりにより、制限のあるテスト制作の中で、どのような工夫ができるのかを学んでいきます。
ゼミのことをもっと知ろう!
ゼミ生が体験してきた指導法や学習法についての疑問を出発点に、「本当に効果があるのか、どのような点で効果があるのか」について議論や論文講読、実践を通して学んでいきます。これらの活動を重ねることで、就職活動前には論理的に考え、分かりやすく伝える力が身につきます。
論理的な物事の考え方・伝え方を身につけたい、チームでよい結果を得るための力を身につけたい、という意思の強い学生。
「このくらいでいいか」と妥協せず、ゼミ全体で議論することを毎週繰り返すことで、3年生の終わりには4年生の研究に対して的確な指摘や質問を躊躇なくできるようになります。ゼミに入って、すぐに議論ができなくても、ポイントを話すだけでも自然に話が広がり、鋭い質問が飛び交い、非常に建設的な議論を行うことができます。
努力を続けることができるような目標や興味のあること、好きなことをぜひ見つけてください。英語教師になりたい方、効果的な英語学習方法や英語テストに興味のある方はぜひお越しください。
料理やお菓子作りが好きで、お正月にはおせち料理、バレンタインデーにはチョコレートを作ります。毎年バレンタインフェアに行って1年のご褒美チョコを買うのが楽しみです。得意料理はオムライスです。