社会問題が私たちの生活に与える意味とは?

「社会哲学」とは、社会で起きている問題をできる限り広い視点でとらえ、その問題が私たちの生活に与える意味を考えるという学問。この学問をベースに、宮城県気仙沼市や新宿区戸山地域で、地元の方々と一緒にコミュニティ再生に取り組んでいます。活動の中で私のコーディネートから離れて、地域の方々と学生やOBOGが自発的に交流するようになっているのを見たり聞いたりしたとき、新しいコミュニティが生まれてきていることを実感します。

専攻分野以外の民俗学と哲学の授業が転機に

高校時代に世を左右するのは経済問題だと考え、大学は経済系の学部に進学。しかし、授業の内容以外に、民俗学や哲学に興味を持ち、学ぶようになりました。これらの授業から、科学的合理的なものの見方だけでは捉えられない、人々の生活や自然とのつながりに対する視点を得ました。そして、大学院で「社会哲学」の研究をすることを決意。現代のさまざまな社会的課題を俯瞰して見ると、共通した人間観や世界観に起因していると分かる点が、社会哲学の面白さです。

ゼミのことをもっと知ろう!

以前は本の輪読(1冊の本を順番に読みながら解釈や問題点を論じ合うこと)を行っていましたが、最近は他のゼミと合同でコミュニティ再生の課題を体験学習するため、新宿区戸山地域で活動を行っています。

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主体性を発揮する学生を求めています。しかし、どのように行動を起こしたらよいのか分からない学生もいるはずなので、まずは悩みを聞くことを大事にし、成長するためのサポートを心がけています。

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学生の自由を尊重しています。ゼミの活動当初は、消極的な学生もいますが、毎年、どうしたらゼミ全体が活性化するかを、積極的な学生たちと一緒に試行錯誤して、全員が前向きに取り組めるように考えています。

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音楽、マンガ、ゲーム、ドラマ、映画... ...。ご自分の身の周りにある中から好きなものがあれば、調べたり出かけたりするなどして情報を得て、他の人より詳しく語れるようになる努力をしてください。大学は、自分の「好き」を追究する姿勢が何より求められます。

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近所に畑を借り、大根やブロッコリーなどの無農薬野菜を作り始めました。子どもたちも大喜びで収穫しています。
廣重 剛史 准教授

昨年、物置部屋を思い切って改造。白壁をスクリーン代わりに使うシアタールームに仕立て、そこで映画や音楽を鑑賞するときが、至福のひとときですね。愛用品は、妻からのプレゼントである作務衣。デザインが気に入っています。