ソーシャルワークの実践と理解を深める
人間福祉学科鹿内ゼミ
精神疾患の方が病気を抱えながらも自分らしく回復していくプロセスのことを「リカバリープロセス」と言います。どのような経験やサポートがリカバリーを後押しするのか、もしくは阻害するのか、どのような環境が必要とされるのかを、当事者の方や支援者の方にインタビュー調査をして分析しているところです。
大学卒業時に大学病院の総合相談室や精神科デイケア、精神疾患の方の相談支援施設でソーシャルワーカーとして仕事をしていました。精神科デイケアでは、精神疾患の患者さん達が回復して元気になっていく姿に接し、一緒に活動しながらかかわれることにやりがいを感じ、それ以降精神保健福祉分野で働きました。研究は、精神疾患の方々や支援をする方々に少しでも役立てる研究をしていきたいと思って取り組んでいます。
ゼミのことをもっと知ろう!
4年次に執筆するゼミ論文に向けて、3年次には学生自身の関心あるテーマの論文を選び、自分なりの考えをまとめられるように課題に取り組みます。 事例検討などを通して、ソーシャルワーク実践への理解が深まるよう学習を進め、学生のそれぞれが持つ強みを育てていければと思っています。
学生自身の関心のあるテーマを研究につなげ、形にしていけるようにゼミの課題にしっかり取り組み、同級生と協働して活動することで、仕事につながる力や一生つきあえる友人などが得られると嬉しいです。
毎回の課題の報告の後は、担当を決めてグループワークをしているので、ゼミ生同士の仲はとても良いです。体育館でスポーツをしたり、春休みにバーベキューを企画するなど、ゼミ活動以外でも交流を深めています。
人間福祉学科では、授業を通して、困難な状況にいる人の大変さだけでなく、その人が頑張っていることなど強みにも目を向け、多面的に理解します。学んだ視点は、将来の仕事に活かされるだけでなく、日頃の生活にも活かせると思います。ぜひ選択肢の一つとして考えていただけると嬉しいです。
毎日30分弱の通勤の足となっている電動自転車は、子どもの保育園の送り迎えからで10年以上乗っています。雨の日もカッパを着て頑張って自転車通勤。春は桜並木の花見をしながら、梅雨の時期はあじさいのきれいな公園の横を通りながら、季節感を楽しみながら通勤しています。