舞台衣装で観客を楽しませたい!

もともとバレエを習っていて舞台に関心がありましたが、自分は衣装担当として人を楽しませたいと思ったのが服飾に携わるきっかけです。舞台衣装の仕事をしていくうちに、よりファッションやデザインに関する研究をしたいと思い、研究者の道を選びました。

SDGsの視点からファッションの実現を目指す

デザイン学と美学の視点から服飾に関する事象・造形について広く研究しています。近年は社会とファッションの関係性や持続可能なファッションを実現するための具体的な服飾デザイン・造形研究にも取り組んでいます。ファッションは社会課題が身近なことに関係していることを気づかせる意味でも、有意義な学びをもたらしてくれます。

服飾を中心にストリートカルチャーやメディア、文化的事象から社会を捉え、課題解決の糸口として衣生活やファッションデザインを提案する力を学んでいます。例えば1つの素材について生産背景から機能性、デザインについて考察を深めたり、実際に都市やキャンパスでファッションのフィールド調査を行ったりもしています。

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他者に対して「敬意=リスペクト」を持てる学生です。自分の価値観で見るのではなく、他者の良いところに気づき、共に生きることができるようになってほしいと考えています。また「私ってこうだから...」と自分を早くに決めすぎず、おおらかな気持ちで臨機応変に物事に対峙できる度胸があると良いですね。

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ゼミではペアワークやグループ企画を大切にしているので、とにかく元気でいつも賑やかです。ファッションやストリートカルチャーに関心のある学生が集まっているので、全員違う個性を持っていて、それを尊重しています。社会課題はとても身近なことに関係していることに気づけるよう、分かりやすい言葉や表現を大切にし、自分で考えるきっかけを大切にしています。

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好きなことを極めるためには、苦手なことにも挑戦する必要があります。苦手なものにこそ、新しいヒントがあったりします。

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手芸や刺繍も研究対象!子どもたちが小さいときには、ぬいぐるみを作ってあげました。
江良 智美専任講師

アニメやマンガ、日本のポップカルチャーが好きでグッズ収集もしています。最近は声優さんの朗読劇を楽しみにしています!

江良ゼミ写真

舞台をイメージして作った刺繍作品