ボランティアからニューツーリズムや地域経済学へ

大学時代、経済学部で経済学を学んでいたのですが、ゼミの指導教授が主宰していた「タイの山村における国際ボランティア活動」に参加するようになってから、たびたびタイを訪れるようになったことがタイに興味を持ったきっかけです。 その中で、ボランティア活動について何らかの形で経済学的に研究することができないか、また、ボランティアと観光の関係や、観光と経済学との関わりについても考えてみたいと思うようになりました。

なぜタイ人は日本が好きなのかを調査!

タイの首都・バンコクを訪れると、街中には多くの日本料理店があり、テレビをつけると日本のアニメが放送されています。そのような状況を見ていると、「なぜタイ人はそんなに日本が好きなのか」「何を求めて日本を訪れるのか」という疑問が生まれました。そこから、訪日外国人観光客の中でも特にタイ人に焦点を当て、タイ人にとっての日本の魅力とは何か、ということについて調査しています。

主なテーマは、ボランティア、ニューツーリズム、地域経済などです。その中で、東南アジア(主にタイ・ラオス・マレーシア)を例に挙げながら、途上国の現状や、観光やまちづくりの実際にふれることにより、私たちが生活する日本の現状と比較しながら「観光」や「まちづくり」について学んでいます。

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好奇心があり、失敗を恐れずにチャレンジする学生を求めています。関心があることに対しては、限界を低く設定するのではなく、自分の可能性を信じて積極的に挑戦してほしいと願っています。学生たちはそれぞれが良い部分を持っているので、可能な限り伸ばしていけるような指導をしたいと考えています。

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学生一人ひとりの個性に合った「楽しく学ぶこと」を第一に考えています。教員から学ぶだけではなく、学生同士がそれぞれのテーマについて意見を出し合ったり、ディスカッションをしたりとそれぞれを尊重し、明るく楽しみながらお互いを高め合える雰囲気が特徴です。

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まだ、本当に学びたいことが分からないという人も、「観光」や「まちづくり」について考えていく中で、その周辺にある多くの他の学問分野について学んでいくことによって、きっと本当に学びたいものに出会うことができると思います。

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小学生のころから池や湖に出かけ、ボートに乗ってブラックバス釣りをしています。
野呂 純一専任講師

早朝から夕方まで大自然に囲まれた湖の上で過ごすことで心身ともにリフレッシュすることができます。足元はいつもCrocsのサンダル。釣りに行くときもタイに行くときも!研究室の中も、このサンダル1つで大丈夫です。タイにもよく出かけてきましたが、夕食の際にスイカジュースを飲みながらタイ料理を食べることが至福のひとときです。

  • 野呂ゼミ写真
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