常にその先にいる「人」を想像してデザインする

私たち生活者が、便利で快適に過ごすことのできる空間・デザインを研究しています。空間・プロダクト・グラフィック等々、デザインには必ず「人」が関係します。常に、その先にいる「人」を想像し、創造(デザイン)することを大切にしています。「なぜこのカタチなのだろう?」「どうしてこの色を用いているのだろう?」という疑問から、「どうしたらもっと使いやすく、解りやすいデザインにすることができるだろう...」と、自ら解決策を提案し、人に「伝えられる」人を育てられたらと考えています。

両親の影響を受け、幼少期からデザインに触れる環境

建築家の父、インテリアデザイナーの母という環境に生まれ育ったこともあり、幼い頃から、デザインという要素が身近に存在していました。小学生の時、図工の先生に作品を褒めていただいたこと、学生の頃に応募したデザインコンペティションで受賞した経験等が自信にもなり、「デザイン・ものづくり」に関わって生きたいという強い想いを持つキッカケになっていると思います。後に、この時の世界コンペの審査員だったデザイナー、師匠でもあるハッリ・コスキネンの事務所に所属し、フィンランドで暮らしながら、デザインの修行をしてきた経験も今に活きていると思います。

卒論のテーマはやはりデザインに関するものが多い様に思います。エナジードリンクや韓国コスメのパッケージに着目し、その特徴を調査した上で、自身の考えるデザインを提案してくれた先輩たちもいます。

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自分の心に素直で、好奇心を大切にできる人は素敵だと思います。今は、スマートフォンを通してすぐに情報を手に入れられる時代ではありますが、自分の目で確かめること、実際に「現場」を訪ね、経験することを大切にできるフットワークの軽い、活動的な学生のみんなに集まってもらえるとうれしいです。

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「得意なこと」「個性」を大切にできるゼミにしたいと思います。学生が興味を持っているコト・モノに対して抱く「なぜ?どうして?」という素直な想いとそれぞれの強みを活かしながら、素直な「気づき」を大切に、グループワークを実施し、デザインコンペティションにも挑戦しています。

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自分の「好きなこと」に自信を持ってください!何をしたいのか、自分でしっかりと理解できる人になれる様、目白で一緒に学んでいきましょう。

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自然を感じながら、バックカントリースキーやカヤックをしている時間は至福のひととき♪
竹山 賢専任講師

以前、フィンランドのヘルシンキに暮らし、現地のデザイン事務所に勤務していました。冬は寒さが厳しく、雪に覆われる場所ですが、スキーやアイススケートなどウィンタースポーツが得意な私にとっては、フィンランドならではの美しい自然、景観を満喫し、様々なインスピレーションを得ながら、楽しく暮らしてこられました!

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