場面や相手によって表現が変化する韓国語のおもしろさ

韓国語学科ジュゼミ

韓国語学から異文化への理解を深める

私の研究テーマは言語学と言語教育。場面や状況、相手によってどのように表現が変わるか、といった語用論を研究しています。日本で豚肉を入れたまんじゅうのことを、地方によって「肉まん」や「豚まん」と呼んでいるのと同様に、韓国語でも一般的にジャガイモ(감자 カムジャ)とさつまいも(고구마 コグマ)は地方によっては逆になる場合があります。その背景には文化的な根拠が隠れており、言語を学ぶことで、その国の文化や独特の考え方、コミュニケーションの取り方が理解できるので、研究したいと思いました。

韓国語と日本語との間の通訳と翻訳の検証

韓国の歴史や、地方ごとに異なる文化や生活様式を知ることで、韓国語学、韓国語教育学を中心とした言語学や外国語教育学の高度な専門知識と言語運用能力を養います。また、韓国の時事問題や文学作品の翻訳・通訳演習をしたり、課外活動として韓国映画を観に行ったりと、言語意識や文化の違いについて学び、理解を深めます。

ゼミのことをもっと知ろう!

課題やテーマに対して真剣に思考を深め、自分の意見を述べること、相手の意見を聞いてリアクションすることを大切にしています。全員が役員活動を行います。ゼミ長、副ゼミ長、記録係、撮影係、案内リマインド係、就活研究係、イベント係、会計担当係など役割を担うことで、一体となり活動できます。

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自分の意見をきちんと表現でき、異なる考えを持っている人ともコミュニケーションができる学生に来てほしいです。

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活発に意見を出し合ってディスカッションをした上でゼミの進め方を決めるなど、とてもコミュニケーションしやすい雰囲気です。韓国の図書を扱っている書店に一緒に行ったり、韓国映画を一緒に観に行ったり、課外活動も行っています。

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なりたい自分、会いたい人、行きたい国・地域、やりたいことが思いつたら、まずは誰かに話してみたり、ノートに書いてみたりしましょう。言語を話し、書き留めることで、実現に一歩近づけられると思います。

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オイルパステルで風景画などを描くのにハマっています。
ジュ 炫姝ヒョンジュ 専任講師

指先や手を使う趣味が好きで、かぎ針編みや棒針編みで、時間があるときはポーチ、マフラー、帽子などを作って愛用しています。また、北欧の文字「ルーン文字」に興味があり勉強中!