11月23日(金)、外国語学部日本語・日本語教育学科の河野ゼミ3年生が、目白大学留学生会主催の「餃子パーティー」で、ゼミで考案したオリジナル料理を調理・提供しました。河野ゼミでは毎年、多文化共生をテーマにした料理を考案し、留学生会のイベントの場をお借りして参加者の方々に振る舞ってきました。
今年は、「餅とスープ」をテーマとして、多様な文化の要素を入れつつ調和のとれた味に仕上げることを目標に、3年生中心に話し合いと試作を重ねてきました。
その結果、トマトベースのスープにそば団子を入れた「Soba e Pomodoro」、デザートとして、タイのカオニャオという餅米を使ったケーキをベースにカスタードクリームや抹茶などを挟んでミルフィーユ状にした「カオミル」、とそれぞれ名付けた2品を提供することになりました。パーティーの参加者には好評で、どちらも今までにない味だがおいしいとの言葉をいただけました。
ゼミでは日本人学生と留学生がアイデアを出しながら構想を練り、協力して調理にあたって当日の成果発表となりました。ゼミ生にとっては、一連の活動が食を通じて多文化共生を象徴的に考える契機となると同時に、異文化間協働のあり方について、実践を通じた学びがあったことと思います。
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カオニャオという餅米を使ったケーキをベースにした「カオミル」 -
トマトベースのスープにそば団子を入れた「Soba e Pomodoro」 -
パーティーの参加者には好評