学部・学科

2017年度 に続き、韓国高麗大学校にて日本語教育実習を実施しました。2018年度の日程は昨年11月5日（月）～14日（水）までの10日間の教育実習でしたが、学科からは3、4年生の学生3名が参加し、多くのことを学んできました。
具体的には、日本語授業（「初級日本語会話」「中級日本語会話」「日本語教科教材研究及び指導」）の授業の見学と体験、高麗大学の個別チューターと日本語で会話する「個別指導」への参加、また国際交流基金ソウル文化センターに訪問し、韓国の高校生と文化交流に参加、さらに高麗大学の学生および韓国学科の留学生との交流などを行いました。
実習に参加した学生からは、「外国で行われている日本語教育を直接自分の目で見ることができた。自分の将来に関わる多くの選択肢を私に見せてくれる実習になった」、「外国で日本語を教える場合は、日本語とその国の言語を比較して意味をより正確に教えることが可能になる。日本語教育方法は考えればさまざまな手段があることを改めて学ぶことができた」、「見学だけでなく答え合わせやグループワークのアシスタントなども参加させていただけたのでとてもよい体験となった」、「日本語を勉強するときにどんなことに難しさを感じるのかということや授業以外にどんな方法で日本語を勉強したのかについて聞くことができた」というような声がありました。
チューター学生とペアになり、食事やカフェに行き、日本のゲームや映画、韓国の映画や歴史を語り、さらには自分たちの将来のことまで話し合うことができて満足だったようです。今後も韓国での実習を通して、学生たちの交流の輪がより広がっていくことを願っています。