保健医療学部

作業療法学科

Department of Occupational Therapy さいたま岩槻キャンパス

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作業療法学科・近藤智准教授が第22回日本うつ病学会総会にて「ISBD-JSMD若手・中堅フェローシップ賞」を受賞しました

  • 近藤 智准教授

7月11日(金)から12日(土)にかけて、東京・浜松町にて行われた第22回日本うつ病学会総会(大会長:加藤 忠史 氏〈順天堂大学医学部精神医学講座〉)にて、保健医療学部作業療法学科の近藤智准教授が、同学会にて優れたポスター発表に贈られる「ISBD-JSMD若手・中堅フェローシップ賞」を受賞しました。

「ISBD-JSMD」とは、国際双極性障害学会(ISBD)と日本うつ病学会(JSMD)が共同で設ける表彰制度です。

近藤准教授の研究では、うつ病によって休職中の本人を支える配偶者や親に焦点を当て、家族が抱える不安や葛藤の内容を明らかにしました。さらに、対話実践の中核である「オープンダイアローグ(Open Dialogue)」による支援の可能性や、支援者の不安に寄り添いながら協働関係の構築を目指す「早期ダイアローグ(Early Dialogue)」の実践報告を行いました。

近藤准教授は、「症状の向こうには対象者の生活や社会とのつながり、本人の希望があり、対話を通してそれらを修復していくことが支援に重要な役割を果たす」と述べており、 今回の研究成果もその理念に基づき実施されています。

本賞の受賞は、近藤准教授のこれまでの研究成果および臨床実践の貢献が高く評価されたものです。

  • 近藤准教授のポスター
    「うつ病患者の家族が直面する課題と支援の可能性―家族調査と対話的アプローチの実践 から―」