「生活行為向上マネジメント推進協力校」の認定更新

本学科は、2020年度に「生活行為向上マネジメント推進協力校」に認定されてから研鑽をさらに重ね、2024年度に認定を更新いたしました
生活行為向上マネジメント(MTDLP:Management Tool for Daily Life Performance)は、作業療法のスタンダードを目指して一般社団法人日本作業療法士協会が2008年に開発した臨床と教育のモデルです。
MTDLPでは、作業療法の対象となる人たちが、できるようになることを望んでいる生活行為について、対象者本人から希望を聞き取り、実現可能な目標を共有して進めていくものです。MTDLPは対象者本人が、作業療法の内容を具体的に理解できるように、進める特徴があります。
日本作業療法士協会では、全国の作業療法士養成学校に、MTDLPの教育を十分に行い、臨床実習でも活用するように促していますが、本学科はその教育基準を満たしていると認定されました。本学科は1~3年の授業内で、20時限分をMTDLPに関連した授業としています。
現在、認定校は全国204ある養成校のうち、本学を含めて19校です。本学は他の推進協力校と連絡を取りながら、これからも教育の充実に努めていきます。
保健医療学部 作業療法学科
学科長 花房謙一