保健医療学部

作業療法学科

Department of Occupational Therapy さいたま岩槻キャンパス

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作業療法学科1年生が「基礎作業学演習Ⅰ」にて陶芸を行いました

  • 完成品を持って記念写真!
  • 個性豊かで素敵な作品が完成しました

保健医療学部作業療法学科の選択科目「基礎作業学演習Ⅰ」にて、陶芸を行いました。本授業では、佐藤佐和子准教授が担当し、外部講師の指導のもと「木工と陶芸」の基礎(材料や工程について、用具の使い方について)を学びます。自分自身の体験や経験を何よりも大切にしています。今回は「陶芸」授業について紹介します。

陶芸は粘土(土)が材料で、子どものころにこねたり丸めたりと一度は粘土遊びをした経験が多く、なつかしさを伴う作業活動の一つです。作業療法の歴史の中でも、古くから身近な作業活動として親しまれています。長い時間をかけて作り上げた世界で一つだけの作品は、対象者に大きな達成感をもたらすことが多いです。

本授業での制作テーマは「冬に使いたくなる器」。

自身でアイデアを出し、電動ろくろや手びねり使用して複数個の作品を作り上げます。初めは、テーマに沿った作品を考えることに苦戦をしていましたが、制作が始まり、形が出来上がっていくにつれ、楽しさが芽生え、作品に愛着が湧き、より大切に、丁寧に作成に取り組むことができていました。

授業後には毎回記録(プロセスの分析、感情の分析、動作の分析)を残し、振り返りを行いました。学生同士で完成するまでの工程を協力して行うため、作業を介した関わりについて分析が行え、記録の振り返りを共有して、自分以外の考えを学ぶこともできました。完成した作品は、自宅へ持ち帰りました。

授業の一環で本格的な「陶芸」の活動を体験できることはとても貴重です。作業療法士になったときに、この経験で自身の幅が広がるとうれしいです。

  • 電動ろくろに挑戦中
  • 手びねりも体験しました!
  • 釜に入れる作業も学生たちで行います
  • 模様付けで更に個性が出ます!
  • 慎重に、丁寧に。。
  • 完成品で乾杯!