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片手での調理を体験しました
今回は、保健医療学部作業療法学科3年生が受講する「日常生活適応学演習」の授業を紹介します。
(担当教員:小林幸治教授、野村健太准教授)
この授業では、病気や障害を抱える方々が日常生活をどのように過ごしているのかを知り、作業療法士として支援の方法を考える力を養います。学生は片麻痺(身体の片側にまひがある状態)を想定し、実際に片手で調理を行う体験を行いました。包丁の使い方や食材の固定、調理器具の配置など、普段は意識しない動作の難しさを実感しながら、工夫や環境調整の大切さを学びました。
また、調理動作を観察・分析し、その過程を評価する練習も同時に行いました。こうした取り組みを通して、実際の臨床場面で求められる「観察力」と「評価力」を身につける実践的な学びの機会となりました。
学生からは「思っていたより片手での作業が難しかった」「少しの工夫でできることが増えることに気づいた」といった声が多く寄せられ、障害のある方の視点に立つ貴重な体験になったようです。
今後も、実際の生活に根ざした演習を通して、学生たちがより実践的な支援力を身につけていけるよう、丁寧な指導を行っていきます。
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調理する場面を分析していきます

