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Department of Child Studies 新宿キャンパス

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子ども学科「第13回実習懇談会」が開催されました。

  • 子ども学科長のご挨拶

11月9日(土)、人間学部子ども学科で「第13回実習懇談会」が開催されました。当日は、保育所23園、施設12施設、幼稚園6園の総勢46名の教職員の皆さまがお集まりくださいました。

第1部では「全体会」として、就職先と就職状況や就職活動の実際について学科キャリア担当教員より説明がありました。具体的な内容に、うなずいたり、メモを取ったりしながら熱心に耳を傾けてくださる様子がありました。
第2部では、保育所実習、施設実習、教育実習のそれぞれの実習先に分かれての「分科会」を行いました。

保育所実習では、5つのグループに分かれて「実習受け入れ園が考える課題」というテーマを切り口にラベルワークを行いました。
各グループで話し合いが深まり、「身だしなみなど基本的なことの指導方法」「学生が育つ言葉の掛け方」から「日誌について、時系列とエピソードのそれぞれの形式を使って教えられること、学んでほしいこと」「保育所実習Ⅰと保育所実習Ⅱを通して学びが積み上っていくための実習のあり方」などについて、各園の考えや取り組まれていることについて具体的に情報交換をすることができました。また、「実習園でできること」「養成校でできること」「両輪となって取り組んでいくこと」といったところまで掘り下げて意見交換ができ、学びの多い時間となりました。
施設実習では、施設実習担当教員から「実習関連のカリキュラムについて」と「実習指導での学習内容」について説明した後、意見交換を行いました。
施設職員の方からは、「実習後にボランティアや就職につながっている現状」「実習に送り出す前に学校で学んできてほしいこと」についてご感想やご意見をいただきました。
教育実習では、参加者全員で座を囲みながらディスカッションを行いました。
最初の自己紹介の際、すべての方に「今年度から実習期間が切り替わった点について、受け入れ側や学生にとって4週間という期間はどうであったか」をお聞かせいただきました。また、その後のさまざまな話題の中で、「園独自の保育方針について」や「保育現場での写真を活用したドキュメンテーション活用の実際から実習記録として採用の可能性について」などを参加者全体で話し合い、共有できる大変貴重な時間となりました。

今回の懇談会で参加者の皆さまとお話しすることを通して、保育者を育てていくために、実習先である保育所、こども園、幼稚園、施設と連携していくことの大切さをあらためて認識する大変に有意義な時間となりました。
来年度に向けて、さらに実りのある懇談会にしたいと思っております。

ご参加くださった実習先の皆さま、本当にありがとうございました。

  • キャリアセンター委員より就職状況の説明
  • 分科会の様子
  • 分科会での発表の様子