人間学部子ども学科、岡本弘子ゼミの学生たちが、外国にルーツをもつ子どもたちを支援している「のびっこクラブみしま」の活動に、参加させていただきました。のびっこクラブみしまは、2011年から、静岡県在住の外国にルーツをもつ子どもに対し、学習支援をされている団体です。
新型コロナウイルス感染症の流行により、当初予定していた対面での支援はできなくなってしまいましたが、子どもたちから「活動をして欲しい」という連絡を受けて、5月からZoomでの支援を再開されたそうです。
そのため、東京にいる私たちも参加することが出来ました。初めて活動に参加した時は、活動の様子を見て学びました。子どもたちが楽しく学べるように、レクリエーションも取り入れていることが分かりました。また、参加している子どもたちの両親は外国の方なので、自宅で宿題を見ることが難しい場合もあることが分かりました。
2回目に参加した時は、スタッフと協力しながら、宿題を一緒にしました。
3回目に参加した学生は、自分が手作りした紙芝居の読み聞かせもしました。
Zoomでの学習支援ということで、活動に参加するまでは、先生から話を聞いても、どのように活動が行われているのか想像がつかなかったのですが、参加してみて支援内容や、子どもや保護者とのコミュニケーションの取り方関わり方を学ぶことができました。
また、外国にルーツをもつ子どもや保護者に対する支援が少ないことなど、普段考える機会のなかった課題について考える機会にもなりました。今回自分たちができたことは少ないですが、学んだことを保育者になった時に生かしたいです。
（岡本弘子ゼミ ゼミ長 中嶋杏樹）