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講師の矢後綾子氏 -
講義の様子
4月11日(金)、看護学部看護学科「がん看護学」の講義に、認定NPO法人オレンジティ(女性がん患者会)副理事長である矢後綾子氏を講師にお迎えし、「がんサバイバーの体験とピアサポート」としてAYA(Adolescent and Young Adult)世代での罹患から30年間の生活再構築について講義をしていただきました。
矢後氏の講義を通して学生たちは、「子どもが産めなくなった体でも生きていかなければならないのだろうか」という思いを持ちながらも、「後遺症と共に、今を生きる」ための生活の構築、ピアサポーターとしての活動の実際を学び、社会的背景や臨床経過に即したがん看護を考える機会となりました。
そして、「がん看護」とは何か、またがん看護を実践するために必要な専門知識を改めて考えるとともに、今後のキャリア形成にも深く関わる貴重な講義となりました。
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講義後に集合写真を撮影