看護学部看護学科3年次では、6月から12月まで約半年間にわたり、成人、老年、地域・在宅、母性、小児、精神の各領域で臨地実習を行ないます。
「老年看護学実習」では2週間の病院実習を終えた後、さらに2週間で介護保険施設や福祉用具総合展示館の介護すまいる館、国立ハンセン病資料館での実習に加え、本学新宿キャンパスにて人間学部人間福祉学科との合同授業も行われます。

病院実習初日には、学内での演習を通してこれまで習得した看護技術の復習をし、臨地実習に備えます。2年次の老年看護学方法演習などで学んだように、ただできないことを援助するのではなく、高齢者のもてる力を最大限に引き出せるような援助方法を意識して演習に取り組んでいます。このように学内で復習と準備を整えることで、高齢者の強みを生かした看護援助が展開できる素晴らしい実習になっていきます。
介護保険施設での実習では、施設の特徴を踏まえながら多くの高齢者と関わり、地域で暮らす高齢者への理解を深めます。また、その暮らしを支える看護について学んでいきます。
-
デイサービスでの実習 -
国立ハンセン病資料館での実習 -
人間福祉学科の学生との合同演習