6月28日(土)、目白大学新宿キャンパスにて第10回「染の小道」フォトコンテスト表彰式が開催されました。
本学新宿キャンパスのある新宿区落合・中井地域を中心に毎年開催される「染の小道」は、この地域の地場産業である染色業を軸に、まちの活性化を目指す一大イベント。この風景を後世に伝えていくことを目的として、本学ではフォトコンテストを開催し、今回で記念すべき10回目を迎えました。2025年度は天候にも恵まれ、個性豊かな、たくさんの作品を応募いただき、応募総数は121点となりました。選出された作品は以下の通りです。
第10回「染の小道」フォトコンテスト受賞作品
- 目白大学賞:「染の舞」木下 明子さん
- 優秀賞:「百花繚乱」鈴木 恵美子さん
- 学生部門 優秀賞:「川とキレイなタンモノ」東 和々花さん
- 入賞:「あれわたしが描いた!」原 和仁さん
- 入賞:「のれんのニャンコ客を呼ぶ」吉田 廣正さん
- 入賞:「BE COLORFUL」高島 賢さん
- 入賞:「色違いの風」藁品 素子さん
- 入賞:「染工房」笹川 昌毅さん
- 入賞:「風に揺れるランタン」松尾 未佳さん
- 入賞:「ウメを食べたら酸っぱい」東 和々花さん
- 審査委員特別賞:「連蜷(れんけん)」須藤 純一さん
- 染の小道実行委員会賞:「届けスカイツリーに」高島 賢さん
主催者・来賓あいさつ
表彰式では、今野地域連携・研究推進センター長より主催者あいさつ、来賓の高市洋子2025染の小道実行委員会会長からごあいさつをいただきました。高市会長からは、「実行委員会メンバーは当日運営に追われ、イベントの様子を見ることができない。フォトコンテストはいろいろな角度から染の小道の様子をうかがうことができる機会で、実行委員会一同毎年楽しみにしている。フォトコンテストに参加いただく皆様も、染の小道の運営を支えるメンバーの一人。今後も是非楽しんで参加いただきたい」旨お言葉をいただきました
賞状授与
賞状授与では、受賞者に表彰状が授与されたあと、撮影時のポイントや受賞の感想などを一人ずついただきました。受賞者の方々からは、「縁のなかった中井落合地域に引っ越してきたばかりだったが、ふと撮影した写真がフォトコンテストで入賞し、この場所に迎え入れてもらったようで、縁を感じ、とても嬉しかった」「職場の後輩が染の職人として参加していて、写真が好きであればと勧められて足を運んだ」「地元の住民で、染の小道には運営側で参加している。受賞は思いがけなかったが光栄で、ぜひ今後も染の小道に参加してほしい」など、様々な立場から染の小道とのつながりを感じさせるエピソードをお話しいただきました。
講評
原繁特別審査委員からの講評では、受賞のポイントや、写真を撮る際のテクニックについて、各作品を見ながら解説があり、受賞者だけでなく、会場の全員が熱心に聞き入っていました。
懇親会

表彰式後は、展示された受賞作品を鑑賞しながら、撮影時のエピソードや写真撮影の技法について言葉を交わしたり、「染の小道」イベントについて意見を交換したりと、参加者間で闊達な交流を行う姿が見られました。
今回の受賞作品は、学内での展示も予定しております。是非足をお運びください。