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写真中央左から秋田一徳上席執行役員、栗原隆之介執行役員、左右は髙辻ゼミ2期生
10月30日(木)に経営学部経営学科の「経営学専門セミナーB」(3年生ゼミ)にて、髙辻成彦ゼミ2期生が企業取材を行いました。
今回訪問したのは、鈴茂器工株式会社の東京営業所(東京都練馬区、証券コード6405)です。
鈴茂器工株式会社は、小型寿司ロボットや小型ご飯盛り付けロボットを主力とする食品機械メーカーです。小型寿司ロボットでは国内シェア80%、小型ご飯盛り付けロボットでは国内シェア90%と高く、小型米飯加工機では国内トップの企業です。同社は1960年代には新宿区西落合に工場を構えており、目白大学新宿キャンパスのある新宿区落合地区ともご縁のある地元上場企業でもあります。
さらに、髙辻成彦准教授がいちよし証券株式会社在籍時に株式アナリストとして担当企業だったご縁もあり、訪問当日は上席執行役員・海外事業本部長である秋田一徳氏、執行役員・海外事業副本部長である栗原隆之介氏にご対応いただきました。東京営業所にはショールームが設けられており、最初に主要製品の見学をさせていただきました。
その後、髙辻准教授が著書『アナリストが教える リサーチの教科書』(ダイヤモンド社)にて提唱する業界企業分析のフレームワーク「ビジネスリサーチの4S(Structure=構造、Statistics=統計、Share=シェア、Strategy=戦略)」に基づいて、ゼミ生たちが事前に準備した26項目の質問を行いました。鈴茂器工株式会社の中期経営計画である「Next2028」で掲げる施策の進捗や課題などの質問があり、和やかな雰囲気で取材が行われました。
上場企業の執行役員が自ら対応する製品紹介や取材対応に接し、ゼミ生たちにとっては、貴重な学びの時間となりました。今後、ゼミ生たちは貴重な取材内容を踏まえ、年末に実施予定の改善提案の作成に取り組む予定です。
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取材質問する髙辻ゼミ2期生 -
髙辻ゼミ2期生の質問に回答する秋田上席執行役員

