メディア学部メディア学科の三上義一教授が戦争体験者の証言をまとめた動画を制作しました。
戦後80年、節目となる今年、戦争体験者の証言はますます貴重になってきています。戦争の記録を風化させないためにも、その証言を残しておくことは、今後の平和について考えるうえで欠かすことができません。
そこで、三上教授が、戦争を体験している実母のインタビューを撮影・編集した動画を制作しました。三上教授の実母は1945年8月1日、新潟県長岡市でアメリカ軍のB29の空爆に遭い、実家は焼け、命からがら生き延びたそうです。その体験や当時のことを初めてカメラの前で語っています。
<三上教授より>
「戦後80年、日本は平和に過ごすことができたが、ウクライナや中東など世界ではまだまだ戦争が続いている。現代の日本人にとって戦争は遠い出来事でしかないだろう。
しかし、日本の平和は過去の悲惨な戦争とその犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない。戦争の実体験者である母の証言を残したかったのは、まさにそのためであり、メディア学科のオリジナルコンテンツとして学科のサイトに掲載したのも若い人たちに戦中の体験を知って欲しいと思ったからだ。その証言は、空爆を経験した一人の市民の記録として貴重であり、後世に伝えるべきものであるはずだ。」
「母と戦争」
証言:戦後80年、母が語る長岡大空襲
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