学部・学科

社会学部メディア表現学科（2018年4月にメディア学部メディア学科へ改組）の三上義一ゼミの学生が中心となって企画・制作を行っている地域情報誌『MEJImag（めじマガジン）』が、「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2018」のコミュニティ・ライフスタイル部門で優秀賞を受賞しました。
『MEJImag』は、毎号、西武信用金庫の支店がある商店街およびその近辺を特集しており、街の活性化を図ることを目的としています。学生は自分たちで企画を立て、商店街にある飲食店や付近の文化施設、イベントなどを取材し、編集まで行います。毎号3000部を発行し、西武信用金庫と連携して配布しており、街の活性化に貢献してきています。
「日本タウン誌・フリーペーパー大賞」は、一般社団法人日本地域情報振興協会（NiCoA）が主催するイベントで、毎年、各地のタウン誌やフリーペーパーに参加を呼びかけ、参加する媒体を誌面のクオリティや読者の支持率など多彩な視点から審査し、評価の高い媒体を表彰するものです。過去には、『目白大学新聞』がタブロイド部門で優秀賞を受賞しています。今回『MEJImag』が受賞したコミュニティ・ライフスタイル部門は、地域に密着したコンテンツを中心に、その地域の人々への有益な情報に関して、企画や表現力に優れている媒体に与えられる賞です。

編集長の三上ゼミ3年・田代梨紗さんは「初めての雑誌制作で、戸惑うこともたくさんありましたが、ゼミの皆と協力して良いものを作り、優秀賞を受賞することができ、とても嬉しく感じています。この経験を糧にし、これからも頑張っていきたいと思います」と喜びを語り、同じく編集長の三上ゼミ3年・廣瀬瑞華さんは「初めてで大変な作業ばかりでしたが、田代さんと二人で協力しながら（編集長の仕事に）挑みました。今回優秀賞を取れたのも取材に尽力した皆の成果だと思います。取材に協力してくださった方々にも感謝し、この受賞を生かして次は目白大学新聞をより認知してもらうように精進したいと思います」と今後の目標を語りました。
また、発行人・メディア学科長の三上教授は「今回の受賞は腕を磨き、技を極めようとしている人々のこだわりに注目したことが評価されたのだろうと思います。それも一冊丸ごと特集を組み、伝統芸能から最先端のメディアアートまで取材したことが功を奏したのでしょう。今後もユニークなアングルで街や地域を紹介していきたいですね」と述べていました。

今回の受賞を励みに、今後ますます誌面を充実させ、目白大学周辺地域の活性化に貢献していくことが期待されます。

『MEJImag』はメディア学部メディア学科ニュースサイトにて電子版も公開しています。皆さまぜひご一読ください。