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Department of Media Studies 新宿キャンパス

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メディア学科の溝尻真也専任講師が分担執筆した『趣味とジェンダー―〈手づくり〉と〈自作〉の近代』が刊行されました

メディア学部メディア学科の溝尻真也専任講師が分担執筆した『趣味とジェンダー―〈手づくり〉と〈自作〉の近代』が刊行されました。
ハンドメイドは女性の趣味、プラモデルは男性の趣味といった具合に、趣味の世界がジェンダーによって分断されてしまう状況は、日本では珍しいことではありません。
本書は、手芸や人形など女性的とみなされてきた〈手づくり〉趣味と、工作や模型のような男性的とみなされてきた〈自作〉趣味を対比させながら、それぞれがどのような歴史の上に女性的/男性的な趣味として位置づけられてきたのかを論じた論文集です。
溝尻専任講師は第9章「日曜大工の社会史―男性の手作り趣味と家庭主義」を担当しました。「お父さんの趣味」として現在も広く営まれている日曜大工ですが、その源流をたどると、必ずしも最初から男性的な趣味とみなされていたわけではありませんでした。しかし、1960年代以降、夫や父親に期待される役割が変化する中で、日曜大工は少しずつ「お父さんの趣味」としての地位を確立していきます。
溝尻専任講師は当時の雑誌を資料に、日曜大工が男性的な趣味へと変化していく歴史を紐解きながら、趣味がジェンダーによって分断される過程を明らかにしました。

『趣味とジェンダー―〈手づくり〉と〈自作〉の近代』
編 著 者:神野由紀・辻泉・飯田豊
執 筆 者:溝尻真也ほか
発  行:青弓社
発行年月:2019年6月