8月4日(火)~6日(木)、外国語学部中国語学科の五十嵐隆幸准教授が、台湾・台北市の中央研究院近代史研究所で開催された国際シンポジウム「Reconstructing Modern History across the Taiwan Strait: Entanglements, Divergences, and Global Connections」に参加し、研究発表を行いました。
本シンポジウムには、15カ国から約230名の研究者が参加し、台湾海峡を越えた人・思想・文化・政治などのつながりを、歴史的・国際的な視点から捉え直す研究報告と議論が行われました。
五十嵐准教授は、「超越臺灣防衛:1950年代駐臺美軍的角色與期待落差(台湾防衛を超えて―1950年代の台湾駐留米軍の役割と期待のずれ―)」と題して、中国語で研究成果を報告しました。
同じセッションでは、中国内戦後の台湾における白色テロ、中国大陸から台湾に対する工作、冷戦初期の中国知識人の香港・台湾・北米を結ぶ移動などについても報告が行われ、国共内戦から冷戦へと移行する東アジアの歴史について、国や地域を越えた活発な議論が交わされました。
今回の国際シンポジウムへの参加は、世界各国の研究者との研究交流を深めるとともに、台湾海峡を巡る歴史研究を国際的な視点からさらに発展させる貴重な機会となりました。
中国語学科では、中国語教育に加え、中国・台湾を中心とする中国語圏の歴史・政治・社会・文化について研究を進めています。今後も、教員による国際的な研究活動を積極的に推進し、その成果を学生への教育にも還元していきます。

