外国語学部中国語学科の五十嵐隆幸准教授が制作協力をしたNHK「映像の世紀バタフライエフェクト」が、6月15日(月)に初回放送されます。エピソードは、「宋美齢―3世紀を生きた"ドラゴン・レディ"」です。
宋美齢は、中華民国総統・蔣介石の妻として知られていますが、それだけではありません。幼少期からアメリカで教育を受け、流暢な英語と卓越した発信力を武器に、日中戦争から冷戦期にかけてアメリカ世論や政界に大きな影響を与えた人物です。1943年にはアジア人女性として初めてアメリカ議会で演説を行い、中国への支援を訴えました。また、戦後は台湾へ移った中華民国政府を支え、「反共の象徴」として国際社会に強い存在感を示しました。
番組では、日中戦争、第二次世界大戦、国共内戦、台湾海峡危機、米中国交正常化など、激動の東アジア現代史を背景に、20世紀を代表する女性リーダーの一人であった宋美齢の生涯を描きます。
五十嵐准教授は、中国近現代史および台湾海峡問題を専門としており、番組制作にあたり歴史的背景や史料に関する助言を行いました。
五十嵐准教授が研究を始めたきっかけの一つに『宋家の三姉妹』という映画があり、今回の番組は三女・宋美齢に焦点を当ててその生涯を描き出したものです。宋家の三姉妹の活躍は、今日のアジアにおける女性リーダー登場の先駆けともいえます。
番 組 名 :「映像の世紀バタフライエフェクト」
放送日時:NHK総合6月15日(月)22:00~
※再放送:6月25日(木)23:50~
番組Webサイト(NHK)

