外国語学部日本語・日本語教育学科の金庭久美子ゼミでは、日本語学習者に日本文化を伝えることを目的に日本文化探索活動を行っています。
去る6月5日(水)に、高田馬場にある「つまみかんざし博物館」を訪問しました。
「つまみかんざし」というのは、日本髪を結った髪につける飾りで、日本の伝統工芸品の1つです。薄い小さい絹の布をピンセットでつまんで作ることから「つまみかんざし」と呼ばれています。
学生たちは絹の布を染めるところから、実際につまんで作るまでの工程について、職人の方から説明を受けました。また、かんざしの歴史や現代の使われ方についてたくさんのことを学びました。日本人であっても、初めてのことばかりで日本人の持つ自然観や美意識について改めて学ぶ機会となりました。
このゼミでは日本語学習者向けの読解教材を作成する課題がありますが、ゼミ生の1人はその訪問後、読解教材「つまみかんざし」を作成しました。